ソウルタワーでまさかの「ゲリラ雷雨の洗礼」を受けた私達。頭の中の「ソウルにいる間にやりたいことリスト」はまだまだ山積み。でも、めげるわけにはいません!小雨で足元が悪い中、そのまま次の目的地、東大門(トンデムン)へと向かいました。
実は、東大門に足を運ぶのもなんと15年ぶり。あまりにも昔すぎて、どの駅で降りればいいのかすら思い出せません。長男がスマホを駆使して検索してくれた結果、「『東大門駅』か『東大門歴史文化公園駅』って出てくるよ」とのこと。
「まあ、どっちで降りてもわかるでしょ!」
そんな軽い気持ちで「東大門歴史文化公園駅」に降り立ったのですが……。これが後々、大苦戦の始まりとなるのでした(泣)。
「だいたいわかるっしょ」の甘いワナ
今回の旅のメインは、パパの田舎へ行くこと。ソウルはいわば「おまけ」のようなもの。だから、移動の電車や飛行機の座席、ホテルの手配など、裏方の準備だけで私の脳内キャパは限界!ソウル観光の予習まで、まったく気が回っていなかったのです。
「前にも来てるし、だいたいわかるっしょ!」
そんな感覚でいたのですが、韓国の地下鉄の洗礼をすっかり忘れていました。韓国って、出口を一つ間違えて道の反対側に出てしまうと、地上に横断歩道がなくて渡れないことがよくあるんです。
「あっちに行きたいのに!」と、また地下へ潜って反対側へ歩く……。これ、ビショビショの靴でやると、本当に時間と体力をロスします。
苦労してやっと地上へ出ると、目の前にドーンと立ちはだかったのは……巨大に光る、近未来のUFO型ドーム!!!
「えっ……ここ、どこ!?」

パパの記憶にある東大門は、運動場があって、その周りにたくさんの屋台がひしめき合っていた場所。でもそこには、「東大門デザインプラザ(DDP)」という、お洒落すぎる施設が建っていました。昔の面影が全くない……!パパもすっかり変わってしまった街並みに、わずかな記憶を頼りに歩きますが、「昔はここ、絶対に違ったはず……」と戸惑うばかり。
空腹と、謎の「白いカバーのビル」
そんな中、パパの空腹が限界に。とりあえずお腹に何か入れたいということで、UFOドームの脇にあった2台ばかりの屋台に滑り込みました。
注文したのは、温かい韓国おでん。ビショビショの靴のまま散々歩き回って疲れた体に、おでんの出汁がじんわりと染み渡ります。長男は初めての韓国おでん「日本と違うけど、美味しい…」ここでようやく、家族みんなに少しだけ笑顔が戻りました。
体力が少し回復したところで、「夜ご飯はやっぱり明洞(ミョンドン)の屋台だよね!」ということになり、目の前にあったビルに入ってみることに。(今思えば、ここであと少し頑張って歩けば、東大門名物の賑やかな屋台街があったみたいです……!)
何か面白いショップがあるかな?と期待して入ったものの、中の様子がなんだかおかしい。並んでいるお店のほとんどに、白いカバーがかけられて閉まっているのです。
「あれ? 東大門のビルって、夜中から開店して活気があふれてるんじゃなかったっけ……?」
(後から知ったのですが、コロナ以降こんな感じに。ここはバイヤー向けの卸売ビルだったみたい。一般の観光客がふらっとお買い物する場所じゃなかったんです……!でも地下はチムジルバンがあるとか?!)
時計を見ると、時間はもう夜の9時。外は、傘をさすか迷うような霧雨が降り続いています。靴はビチャビチャのまま。そして、昨日から実質寝ていないパパの体力が限界を迎えていました。
「狙うは4ベッドルーム!明洞でのリベンジ作戦」
東大門の夜はちょっぴりほろ苦い結果になってしまったけれど、私たちにはまだ最後の切り札が残っています。
実は今夜のホテルは、明洞のど真ん中! しかも、家族みんなでひとつの部屋に泊まれる「4ベッドルーム」だし目の前には超巨大なDAISO!という、最高に利便性のいい部屋を見つけておいたのです。

子供たちがYouTubeを見て「あれも美味しそう、これも食べたい!」と大興奮していた明洞の屋台グルメ。夜9時過ぎ、もう閉まっちゃうかも……と焦る気持ちを抱えながら、地下鉄で明洞へ向かいました。
明洞に着くと、出口からすぐにホテルの入り口という今夜のホテルが!ホントに神。
まずはみんなでホテル横から裏手にある屋台通りを一通り見て回ることにしました。(超近くて便利)
パパは本当なら「チェーン店のフライドチキンとソジュ(韓国焼酎)」で一杯やりたかったみたい。でも、お目当てのチキン屋さんは見つかりません。そこで、パパは屋台で適当に食べ物を見繕って、ホテルの下でお酒買ってゆっくりしてるねと、限界を迎えた体を引きずるようにして一足先にホテルの部屋へ戻りました。
パパを送り出した後、私たちは「せっかくだから!」ともう1巡して屋台を歩き回ることに。夜遅いけど治安はよく、ホテルが目の前なのでパパ抜き親子3人でも超安心して歩けます。気がつけば、屋台が片付けを始めるギリギリの時間までじっくり選んで、お買い物を済ませました。部屋に帰るとき目の前のDAISOも閉店の時間…良くも悪くも、手際悪く移動で時間を使った1日だったなぁ…。次回来るときには、手際よくできそう。
温かいお部屋で、靴を脱いで足を伸ばして、食べ歩きパーティーをする。これこそが、今夜の私たちのリベンジプラン!
……のはずだったのですが、ここから部屋に戻ってまさかの大爆笑(&大悲劇)が始まります。
持ち寄りパーティーで「まさかの大失敗」!そのワナとは…
期待に胸を膨らませてホテルの部屋に戻り、各自が買ってきたものを広げてパーティー開始!
まずは、私たちがギリギリに滑り込みで買ってきたものをオープン。
よくよく見てみると、フルーツにケバブなど、なぜか韓国に全く関係のないメニューばかり(笑)。でも、これが意外にも「味は美味しい!」と大アタリでした。
問題は、先に帰ったパパが適当に見繕って買ってきたフードたちです。
パパが買ってきた数種類の揚げ物などを一口食べた瞬間……一同フリーズ。
「……おいしくない。完全に失敗した……」
楽しみにしていた揚げ物たちは、時間が経ってしまっていたせいなのか、信じられないくらいカチカチに硬かったのです。
思い返せば、パパが買った屋台の席に座って食べていた1人のお客さんも、お皿にガッツリ料理を残したまま帰っていくレベルのお店だったとのこと……。(パパ談)
「あぁ、やっぱりあのとき東大門の屋台街で食べておけばよかった……!」とパパは猛烈に大後悔。明洞は一大観光地なのもあって、たまにこういう「ハズレ」のお店もあるんですよね。みなさんも明洞での屋台選びには、くれぐれもご注意ください……!😭
明日はいよいよ江原道へ行きます。

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