ここ数年、ニュースで「金価格が高騰している」という見出しを目にすることが増えました。そして、先日は、国内の金の価格が史上初めて1グラム=2万円を突破したというニュースが流れました。個人的にはまだまだ価格は上昇するのではないかと思ってます。この高騰のニュースを受けて、資産防衛の手段として取り入れる人も増えてきたそうです。
私自身、2021年に金を少し保有しており、特に価格が将来上昇するのを見込んで購入したのではなく、紙幣の価値がなくなったときの為に現物資産がいいかなと思い、購入しました。ですので、最近の価格高騰のニュースを聞くと、感慨深いものがあります。今回は、なぜ私が金を「堅実な資産」と見なしているのか、その理由をお話ししたいと思います。
「有事の金」は本当だった
金の価格が大きく変動するきっかけは、世界情勢や経済の不安定化です。地政学的なリスクが高まると、「有事の金」という言葉通り、投資家は株式などのリスク資産を売却し、安全な資産である金に資金を移す傾向があるそうです。
振り返れば、ここ数年の間には、新型コロナウイルスのパンデミック、ウクライナ情勢の緊迫化、中東情勢の悪化など、世界を揺るがす出来事が相次ぎました。そして、そのたびに金価格は着実に上昇を続けてきたのです。
私が金と銀を購入したのも2021年という、コロナパンデミック真っ只中で、世の中がとても不安定な時期でした。
2021年は金も銀もまだ価格がそれほど高くなかった頃です。
ちなみに純金は10分の1オンスが37000円前後しかし一部の人たちの中では金と銀は将来価格が上がると騒がれており、私もそれを信じていたのと、将来のインフレや経済変動への備えとして、資産の一部を実物資産に分散しておきたかったのもあります。紙幣の危うさから実物資産を保有することにしました。と言っても純金は、私のようなごく普通の家庭の主婦にとっては、高くてそんなにたくさん保有できるものではありませんので、お守り程度の少量です。
もちろん、投資に「絶対」はありません。しかし、金は埋蔵量が限られているため、(ちなみにビットコインも発行枚数が限られています)無尽蔵に供給される法定通貨とは異なり、その希少性が価値を支え続けます。
今回の最高値更新は、まさに「いつか」来るかもと思っていた金の高騰が「今」来た、ということを実感させてくれました。まさに忘れた頃にやってくるという感じで、ほぼ放置していたわけです。高値圏にある今、新規の投資を迷う方もいるかもしれませんが、長期的な視点で見れば、金は今後も資産防衛の役割を果たしてくれるかもしれません。
ご自身のライフスタイルやリスク許容度に合わせて、賢く取り入れるのが良いかもしれません。
市場最高値を更新した今、私は自分の選択が間違っていなかったという確信を深めていますし、この確信が、次はビットコイン投資へと繋がってます。
ちなみにですが、私が金を買ったのは、1つはウィーン金貨で、野口コインというところでネットから購入しました。金貨の場合、同じ絵柄の金貨でも年度が古いほど価値が高いようです。なので、長くもっているとそれの価値もあがるというメリットもあります。野口コインさんではいろいろな絵柄があって、種類も豊富なため、見ていて飽きないし、ほんとに美しい!買いたくなってしまいますよ。お気に入りの金を見つけてコレクションとしてもってみてもいいのではないでしょうか?

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